アスファルトの道 砂浜の道
先日、NHKの番組で、遠藤周作が特集されていました。
遠藤周作の未発表原稿が発見されたということで特集が組まれていました。
遠藤周作の父は東大卒のエリート
母はバイオリニスト
安定志向の父と芸術肌の母・・・
(結局二人は離婚してしまった・・・)
母が遠藤周作に言った言葉がとても印象に残りました。
「アスファルトの道は、無難で安全な道だが、足跡は残らない。
それに対して、砂浜の道は歩きずらくチャレンジングな日常を越えようとする生き方、
歩きにくいけど、苦闘の足跡は残る」
そうだな、確かだな・・・
そんなふうに感じたけれど、
私は子どもに、そう言ってあげられるだろうかと考えてしまった。
安全で安定した道を歩んで欲しい気持ちと、
どうせなら、足跡が残るような生き方をして欲しい、
といった葛藤が起こってしまった。
でも、やっぱり、チャレンジングな道は憧れです。
私も、突き抜けてはいないけれど
平坦な道ではなかったように思います。
さて、これからどうしようか・・・
やっぱり今の生き方を続けていくのだろうな。