心の傷
時々ですが、思い出しては胸が締め付けられることがあります。
昨年5月に虹の橋に旅立ったモコちゃんに関わることです。
肝臓や心臓などの調子が狂い、
薬を処方されていました。
数種類の薬を飲ませることで
モコは命をつなげてきたのだと思っています。
そんな私の、愛犬への関わりを否定されたことがあったのです。
犬を愛する者同士として仲良くさせていただいたのですが、
その方は、犬に薬を飲ませることもなく
獣医さんに行ったこともなく
ワクチンも危険なものとして打つこともなくご自身の愛犬を育てていました。
その方にこんなふうに言われたことが心の傷となって残っています。
「モコちゃんがかわいそう・・・」
それは、薬を飲ませていることに対しての言葉でした。
その時も胸に刃を向けられた感覚はありました。
でもそれから時々その傷がうずくのです。
純粋にモコがかわいそうだと思って発した言葉だったかもしれないのですが、
私には鋭利な刃物でした。
「私はモコにかわいそうなことをしている罪深い人間なのかな・・・」
と・・・。
大きな傷を負いました。
私ももしかしたらそんな風に人を傷つけているかもしれない・・・
言葉には魂が宿り、なかなか消えない。
気を付けなくてはいけないことを学ばせてもらったことなのかもしれません。
モコは、きっとそんな私に
「大丈夫だよ。」
って言ってくれていると思います。
優しい子でしたから。
それを支えにしてこれからも供養していきたいと思います。